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美深神社の魅力に迫る!北海道の隠れたパワースポット

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美深神社 社号標北海道神社・パワースポット
美深神社 社号標

美深神社について

所在地とアクセス

美深神社は、北海道中川郡美深町字西2条南6丁目61に位置しています。美深駅から徒歩約11分、直線距離で約840メートルの場所にあり、アクセスも非常に良好です。また、バスを利用する場合は大通り南4丁目停留所から徒歩5分ほどで到着します。美深神社には駐車場も用意されているため、自家用車での訪問も便利です。

歴史と由来

美深神社の歴史は古く、明治33年(1900年)に美深町に入植した開拓者たちにより始まりました。3年後の明治36年(1903年)に初めて神社が創祀され、当時は下名寄村神社と称していました。初めての村祭事が行われたのは明治37年(1904年)の10月3日で、初代神職には幕内平次郎が就任しました。
その後、明治38年(1905年)に現在の場所に社殿が建立され、大正9年(1920年)には美深村の神社として認知されることとなりました。大正11年(1922年)には村社に昇格し、神饌幣帛料供進神社にも指定されました。初代社掌は引き続き幕内平次郎が任命され、その後2代幕内徳雄、3代幕内次郎が後を継ぎました。昭和8年(1933年)には幕内次郎が戦死し、その妻であった幕内鉸が宮司代務者として奉仕しました。
昭和46年(1971年)には現宮司である幕内信温が就任し、翌年の昭和47年(1972年)には新しい社殿と社務所が建立されました。その後、昭和63年(1988年)には神輿庫が建設され、平成4年(1992年)には斎館も建設されました。美深神社の境内には、三社神社、忠魂碑、鎮火碑などが設置されており、美深町の昭和33年の大火を記念した鎮火碑も見どころの一つです。

見どころ

境内の特徴

美深神社の広い境内と長い参道は、訪れる人々に静寂と安らぎを提供しています。境内には複数の見どころがあり、特に注目すべきは右手に位置する境内社や赤い鳥居です。また、拝殿の手前には昭和2年に奉納された狛犬が鎮座しており、その古びた風貌が歴史を感じさせます。参拝者は、徒歩で参道を進む際に季節の風景を楽しむことができます。

神社の建築様式

美深神社の社殿様式は神明造で、社殿面積は48坪です。この様式は、シンプルながらも威厳ある構造が特徴で、神道の精神性を象徴しています。新社殿と社務所は昭和47年に建立されており、現在でもそのままの姿で地域の人々に親しまれています。

御朱印の種類

美深神社では、社務所にて御朱印の拝受が可能です。御朱印は訪れるたびに異なる意匠が施されており、参拝者にとって特別な記念品となっています。特に、毎年の例祭日である9月3日には、特別な御朱印が頒布されることもありますので、その時期の訪問を計画すると良いでしょう。

美深神社の魅力

訪れるたくさんの理由

美深神社は、北海道中川郡美深町に位置する神社で、その魅力は多岐にわたります。まず、境内は非常に広く、2,880坪もの広さを誇ります。長い参道を歩きながら感じられる静寂と神聖な雰囲気は、訪れる人々を心地よい気持ちにさせてくれます。そして、美深神社は建築様式にも注目されるべき点が多い神社です。神明造という伝統的な建築様式で建てられた社殿は、歴史と文化を感じさせます。
さらに、拝殿の手前には昭和2年に奉納された狛犬がおり、歴史的な風情を楽しむことができます。境内の右手には赤い鳥居がある境内社があり、こちらも見どころの一つです。また、神社の社務所では個性的な御朱印が拝受できますので、御朱印集めをしている方には特におすすめです。

パワースポットとしての評価

美深神社は、地元の人々から「パワースポット」としても高い評価を受けています。特に、火防鎮護の効果を持つとされており、美深町の昭和33年の大火を記念する鎮火碑が境内に建っています。この碑は毎年の祭事で参拝者に護られており、火災からの守り神として尊敬されています。また、神社の境内には自然が広がり、四季折々の美しい風景も楽しめるため、心身ともにリフレッシュできる場所とされています。
神社の広い境内を散策しながら、風の音や鳥のさえずりに耳を傾けることで、日常の喧騒から解放される逃避場所としても人気です。このように美深神社は、訪れる誰もが心穏やかになる特別な場所であることが、その魅力の一つと言えるでしょう。

境内外末社 三社神社(さんしゃじんじゃ) 

古峯神社(日本武尊)、笠間稲荷神社(稲倉魂神)、弥彦神社(天香山命)の三社を合祀しています。そのため、「三社」となっています。

イベントと祭事

美深ふるさと夏まつり

美深ふるさと夏まつりは、美深神社の境内で毎年8月に行われる地域の大イベントです。地元の住民や観光客が多数訪れ、バラエティ豊かな屋台やステージイベントが楽しめます。特に、地元産の食材を使用したグルメが人気で、訪れる人々の舌を楽しませています。伝統的な踊りやパフォーマンスも披露され、地域の文化と歴史に触れることができる貴重な機会となっています。

例大祭の概要

美深神社の例大祭は、毎年9月3日に行われる重要な祭事です。この例大祭では、祭神である天照大神(あまてらすおおかみ)と豊受姫命(とようけひめのみこと)に対する感謝と祈りが捧げられます。例大祭のメインイベントとして、神輿が町内を巡る神輿渡御や、多くの神職や参加者が美しく装った姿で行進することが特徴です。地域全体が一体となって行うこの祭りは、美深町の絆を深める大切な行事となっています。

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