冬の北海道観光 移動は少なくピンポイントで

北海道の情報全般

目的地を絞りましょう

北海道の冬の移動は、時間が読めません。そのため、一極集中か、移動の場合も空港の近くへの片道移動になるようにプランを組むのがおすすめです。行きは新千歳空港、帰りは函館空港から等の旅程です。
北海道には、道外への発着がある空港が9つあります。空港の位置と路線は北海道の航空国内線からどうぞ。
移動時間を短縮したい場合には、道内移動にも飛行機が使えます。札幌市内の丘珠空港から函館空港までは40分で、釧路空港までは45分で移動できます。

冬のテーマ別おすすめ観光スポット

冬は一番行きたいと思う場所を拠点として、たくさん周ろうという考えは無くしてください。
何度も北海道に来ましょう(笑)。

雪と氷の幻想的な世界

自然の景色ではなく、人工的に作られたものですが、幻想的と言う言葉がぴったりと感じるでしょう。北海道民は、自然の白い世界は慣れていますので(笑)。

さっぽろ雪まつり (最寄り空港 新千歳空港)

初めての北海道冬旅行のおすすめ観光スポットとして、さっぽろ雪まつりは外せないイベントです。
さっぽろ雪まつりは、毎年2月上旬に札幌で開催される世界最大級の雪まつりです。
札幌市内の大通り公園を中心に、大小さまざまな雪像が立ち並びます。
すすきの地区では氷像もあり、その間は徒歩で移動可能です。札幌中心部だけで十分に楽しめます。
JR札幌駅からすすきのまでは、地下の歩道があり、天候を気にせず徒歩移動できる範囲です。
さっぽろ雪まつりでは、雪像だけでなく、さまざまなイベントも開催されます。
特に夜になると、雪像にライトが照らされ、プロジェクションマッピングによる幻想的な雰囲気に包まれます。
また、ステージでのコンサートやパフォーマンス、さっぽろ雪まつりオリジナルグッズの販売など、楽しいイベントが盛りだくさんです。
さっぽろ雪まつりでは多くの飲食店も出店しており、地元のグルメを楽しむこともできます。
さらに、子どもたちには特設の雪遊びエリアも用意されており、家族で楽しむこともできます。
さっぽろ雪まつりは、雪の美しさや祭りの賑やかさを楽しむことができるイベントであり、冬の北海道旅行の思い出に残る場所です。
しかし、大きな問題があります。200万人もの来場者が居るため、ホテルの予約が大変です。早めに予定を決めましょう。
イベントではなく、とにかく大雪像を見たいという方は、開催期間の2・3日前に見て歩くのも良いと思います。今年の開催期間は、2024/02/04〜2024/02/11です。開催期間前には大雪像は出来上がりますので。「さっぽろホワイトイルミネーション」が、2023/11/22〜2024/02/11で開催されているので、夜は十分綺麗です。
ただし、開催期間後はダメです。崩れると危険なため、次の日には重機で一気に壊します。その様子を見たい方もいるのかも知れませんが(笑)。

千歳・支笏湖氷濤まつり~氷の美術館~ (最寄り空港 新千歳空港)

私の中では、北海道で一番綺麗なライトアップされた空間だと思っています。
支笏湖温泉街での開催なので、観光の最終日の宿泊地に選ぶのも良いと思います。同じ千歳市なので新千歳空港に近いので、旅程に組み込みやすいでしょう。札幌と支笏湖に宿泊する組み合わせも考えられます。JR千歳駅から北海道中央バス支笏湖行きで約44分で行くことができます。
開催期間 2024/01/27~2024/02/25 10:00~20:00 ※ライトアップは16:30~20:00

五稜星の夢(ほしのゆめ)イルミネーション (最寄り空港 函館空港)

冬だけではない有名な観光スポットの五稜郭です。
星の形をした外堀は有名ですが、その形が浮かび上がるようにライトアップされます。
五稜郭タワーから全景を見るのがおすすめです。ただ、1時間くらいしか時間が無いので、早めに到着するようにしましょう。
開催期間 2023/12/01~2024/02/29 日没点灯~19:00消灯 17時頃には暗くなります。
※五稜郭タワーの営業時間は18:00までです

層雲峡温泉 氷瀑まつり (最寄り空港 旭川空港)

凍った滝や氷瀑(つらら)が幻想的にライトアップされ、美しい光景が楽しめます。氷瀑まつりは、毎年2月から3月にかけて開催され、多くの観光客が訪れます。イベントでは、氷瀑をバックにしたステージイベントや屋台も楽しむことができます。また、温泉地ならではの温泉施設もあり、寒い冬の日に温かい温泉に浸かることもできます。
難点は、都市部の旭川から、電車バスで2時間程度の移動時間を見込まないといけないこと。自動車以外では夜間の移動は厳しいため、層雲峡温泉に宿泊の必要があります。
開催期間 2024/01/27~2024/03/17

白金青い池 (最寄り空港 旭川空港)

冬に限らずすっかり有名になった青い池です。
ただ、厳寒期には、青い池は見えません(笑)。氷結して雪が積もってしまうのです。

開催期間 下記時間から午後9時まで
11月 午後5時00分~   2月 午後5時30分~
12月 午後4時30分~   3月 午後6時00分~
  1月 午後5時00分~   4月 午後6時30分~

おとふけ十勝川白鳥まつり「彩凛華」 (最寄り空港 帯広空港)

おとふけ十勝川白鳥まつり「彩凛華」は、光だけではなく、音も合わせた「光のショー」を1日に4回開催されます。
帯広市街から比較的近い場所にある、十勝川温泉が会場です。十勝地方を中心に観光するのであれば、宿泊地は帯広にこだわらず、十勝川温泉に宿泊するのがおすすめです。
開催期間 2024/01/27~2024/02/18 点灯時間19:00~21:00
光のショーは4回(19:00・19:30・20:00・20:30)※各30分間

自然のままの冬の体験

北海道でしか見ることができないものはたくさんあります。北海道と言っても、全てが同じではなく、かなり狭い範囲でしか見られないものも多いです。それぞれの場所で違った景色が見られるので、何回も北海道の冬を楽しむことができます。

ジュエリーアイス  豊頃町大津 (最寄り空港 帯広空港)

「ジュエリーアイス」とは、氷が特別な条件下で形成され、美しい模様や色合いを持っている氷のことを指すことがあります。これは氷の結晶が特有の形状や透明度を持ち、太陽光や照明などの光が氷に反射・屈折することで、美しい輝きや色が生まれる現象です。
この作られたものではない、自然のものが私は一番綺麗に感じます。
ジュエリーハウスという休憩施設はあるのですが、最大の難点があるのです。公共交通機関では行けません。冬道になれた方ならレンタカーで行くこともできますが、唯一の方法が、「豊頃町・幻想世界 ジュエリーアイス バス&タクシーパック」になります。
自然の現象ですので、開催期間はありません。

流氷観光砕氷船おーろら (最寄り空港 女満別空港)

流氷砕氷船ガリンコ号 (最寄り空港 紋別空港)

流氷観光は、寒冷地域ならではの冬の風物詩として、多くの観光客に楽しまれています。
砕氷船は強力な船首を備え、流氷を砕きながら進むことができる特殊な船です。これにより、氷の中を安全かつ迫力ある船旅が楽しめます。船内は暖房完備ではありますが、そもそもが寒いので、完全防寒で乗船した方が良いでしょう。
流氷接岸自体が自然現象のため、明確なスケジュールはありませんので、事前の確認をお願いします。

流氷ウォーク (最寄り空港 女満別空港)

知床半島の斜里町ウトロで流氷ウォークを体験できます。流氷ウォークですが、ドライスーツを着て海にも入ってしまいます。ガイドさんが付いているので危険はないのですが、氷の上で滑って転ぶのは自己責任となりますのでご注意ください(笑)。
催行期間 2024/02/01~2024/03/31

糠平湖 アイスバブル (最寄り空港 帯広空港)

冬季になると美しいアイスバブルが見られることで知られています。アイスバブルは湖の氷の中に閉じ込められた気泡によって生まれ、氷の透明度が高いことが条件です。
特に糠平湖のアイスバブルは、その美しさや多様な模様から観光客や写真愛好者に人気があります。氷の中に閉じ込められた気泡が光に反射・屈折することで、美しい色彩や模様が生まれ、寒冷な冬の日にはその輝きが楽しめます。
アイスバブルの見頃や状態は年によって異なるため、最新の情報を確認してから訪れることがおすすめです。

阿寒国際ツルセンター グルス (最寄り空港 釧路空港)

タンチョウは国内では一時期33羽しか確認できなく、絶滅の危機に瀕していたが、保護活動により生息数が増加して、1516羽まで確認されています。北海道にしか生息していないのですが、日本の代表の鳥類となっています。JALのおかげですね(笑)。ちなみに国鳥はキジです。

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