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札幌諏訪神社で感じる四季折々の美:花手水と共に

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札幌諏訪神社 鳥居と社号標北海道神社・パワースポット
札幌諏訪神社 鳥居と社号標

札幌諏訪神社について

所在地とアクセス

札幌諏訪神社は、北海道札幌市東区北12条東1丁目1番10号に位置しています。交通手段としてはJR札幌駅からタクシーで約5分、徒歩で14分です。地下鉄東豊線北13条東駅から徒歩で約3分、地下鉄南北線北12条駅からも徒歩で約8分ほどで到着できます。このように、多様な交通機関を利用して便利に訪れることができる神社です。
駐車場は、神社裏手の道から利用できますが、6・7台分しかありませんので、イベント時には公共交通機関の利用が良いでしょう。

歴史と由緒

札幌諏訪神社は、信濃国一の宮である官幣大社諏訪神社からの御分霊を受けて創建されました。その歴史は明治10年に信濃からこの地に移住した上島正氏によって始まります。上島氏は明治15年に邸内に小祠を建立し、永久治国安寧を祈り奉斎しました。明治30年には正式に内務省に創立を出願し、昭和9年には村社に列格されました。
その後、昭和9年に村の基本財産を用いて社殿と社務所が造営され、昭和20年には郷社への昇格を申請しました。現在の社殿は昭和41年に建てられたもので、昭和57年には御鎮座百年祭も行われています。さらに、平成4年には御鎮座百十年祭事業として社殿の大屋根を銅板葺替えなどの改修が行われました。このように、札幌諏訪神社は長年にわたり多くの氏子や崇敬者に支持されてきました。
祭神は建御名方命と八坂刀売命で、社殿様式は神明造です。氏子世帯数は約15,000世帯、崇敬者数は約5,000人と多くの人々に崇められています。

長野県諏訪大社との関係

札幌諏訪神社は、長野県にある諏訪大社と深い関係にあります。創建の際、上島正氏が長野県の諏訪大社から御分霊を勧請したことで、諏訪大社の霊力や信仰をこの地に持ち込むことになりました。諏訪大社は、日本全国にある数々の諏訪神社の宗本社で、その由緒も古く、歴史的にも高い信仰を得ています。札幌諏訪神社もその一翼を担い、地域の人々に諏訪大社の神徳と信仰を広める役割を果たしています。

御神徳と御利益

札幌諏訪神社は、多くのご利益をもたらす神社として知られています。特に縁結びや子宝祈願に強い御利益があるとされています。祭神である建御名方之命と八坂刀売之命は、夫婦円満や家庭の繁栄を象徴する神とされています。カップルや新婚夫婦、子宝を望む夫婦が多く訪れます。参拝することで、絆が深まるとともに、安産や子授けのご利益を享受することができると言われています。
西野神社も縁結びとして有名ですが、札幌諏訪神社も福山雅治さん他芸能人が多く参拝に来ています。
札幌諏訪神社では縁結びや子宝祈願以外にも、さまざまなご利益が享受できるとされています。たとえば、仕事運や商売繁盛、学業成就など、生活の様々な面での成功や繁栄を願う人々にも親しまれています。また、健康祈願や厄除けといった日常的な悩みを解消するためのご利益もあるとされています。これらのご利益を求めて、多くの人が訪れることから、参拝者で賑わう神社となっています。

花手水の魅力

四季折々の花手水

札幌諏訪神社では、四季折々の美しい花手水を楽しむことができます。春には桜や梅の鮮やかな花が、夏には涼やかな青い花が手水鉢を飾ります。秋には紅葉が美しく、冬には雪の華が手水鉢に舞い降り、一年を通じて自然の美しさを感じることができます。花手水は参拝者の心を和ませるだけでなく、神社の神聖な空気を一層引き立てる役割を果たしています。

花手水の歴史と始まり

花手水の歴史は古く、その始まりは神々への敬意を表すための儀式に由来しています。札幌諏訪神社でも、その伝統を受け継ぎ、日頃から手水鉢に美しい花を浮かべることで、訪れる人々に清らかな気持ちを提供しています。明治10年に信濃の人、上島正氏がこの地に移住し、その後の明治15年に官幣大社諏訪神社の御分霊を勧請し、札幌諏訪神社の創建に結びつきました。その際にも、花手水は神々の霊を迎えるための清浄な場として重要な役割を果たしてきました。

札幌諏訪神社の季節ごとの見どころ

春の見どころ

札幌諏訪神社の春は、新しい命が芽吹く季節で、境内は桜や梅の花で彩られます。特に桜の花が満開になる頃は、多くの参拝者が花見に訪れ、美しい風景を楽しむことができます。また、春には様々な祭事が行われ、神社全体が活気に満ちています。春の暖かな日差しの中で、花手水の鮮やかな花々が一層の美しさを放ちます。

夏の見どころ

夏の札幌諏訪神社は、深緑に包まれた境内が涼しげで、訪れる人々に爽やかな風を提供します。特に初夏には紫陽花が美しく咲き誇り、花手水にも多彩な色の紫陽花が使用されます。また、夏祭りも盛大に行われ、地元の人々や遠方からの観光客で賑わいます。夜のライトアップされた社殿と花手水のコントラストは、幻想的な雰囲気を醸し出します。

秋の見どころ

秋になると、札幌諏訪神社の境内は紅葉で染まり、訪れる人々を魅了します。紅葉した木々の葉が花手水に浮かび上がり、その美しさは息をのむほどです。また、秋には収穫祭などの神事が執り行われ、五穀豊穣を祈る姿が見られます。涼しく澄んだ空気の中、秋の風景と共にのんびりとした時間を過ごすことができるのも大きな魅力です。

冬の見どころ

冬の札幌諏訪神社は一面の雪景色となり、神秘的な雰囲気が漂います。雪に包まれた社殿は、特に晴れた日の朝には光を反射してきらめくように美しく見えます。花手水も冬の風物詩としてユニークなデザインが施され、見る者を楽しませます。また、冬至や新年を祝う行事が行われ、訪れる人々に暖かさと希望を届けます。特に新年の初詣では、多くの参拝者が訪れ、一年の始まりを祝います。

御朱印とお守り

種類と初穂料

札幌諏訪神社では、参拝者に向けてさまざまな種類の御朱印とお守りを提供しています。御朱印は神社巡りの証として多くの方に集められており、札幌諏訪神社の御朱印も高い人気があります。訪れるたびに新しい驚きがある月替わりの御朱印が提供されています。特に、季節の変化や祭事に合わせてデザインが一新されるため、月ごとに訪れる魅力が倍増します。その美しいデザインは一見の価値あります。初穂料は一般の御朱印が300円から500円程度となっています。
お守りも多岐にわたる種類があります。家内安全や交通安全、学業成就など、さまざまな願いに応じたお守りが揃っています。お守りの初穂料は500円から1500円ほどで、手頃な価格で手に入れることができます。札幌諏訪神社を訪れた際には、自分や大切な人のためにお守りを受けるのもおすすめです。

御朱印帳の魅力

御朱印を集めるためには専用の御朱印帳が必要ですが、札幌諏訪神社でも特製の御朱印帳を販売しています。この御朱印帳は、札幌諏訪神社の歴史や由緒にちなんだデザインが施されており、参拝の記念としても大変人気です。表紙には、社殿や花手水の美しい風景が描かれており、持つだけで心が和みます。
また、御朱印帳には日本伝統の和紙が使用されており、墨の濃淡や書体が美しく映えます。これから御朱印集めを始めようと考えている方にとって、札幌諏訪神社の御朱印帳は最初の一冊として非常におすすめです。参拝のたびに集めた御朱印は、札幌諏訪神社での素敵な思い出を永遠に留めるものとなるでしょう。

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